ルノー・日産アライアンス2013年暦年(1月~12月累計)の販売実績を発表 – 5年連続で過去最高の販売台数を記録 –

  • 中国および米国で過去最高の販売台数を記録し、グローバル販売台数も830万台と過去最高を実現
  • 全世界で販売された自動車10台のうち1台がアフトワズも含むアライアンスのクルマ
  • ゼロ・エミッション車の販売は前年比50%以上増加

ルノー・日産アライアンスは、2013 年暦年のグローバル販売実績を発表しました。2013 年暦年は、アライアンスにとって2大市場である中国および米国において過去最高の販売台数を記録したことから、グローバル販売台数も過去最高となる8,264,821台となりました。

ロシアのアフトワズの販売台数を含むルノー・日産アライアンスの暦年のグローバル販売台数は、前年比2.1%増となり5年連続で増加しました。全世界で販売された自動車10台のうち1台はルノー、日産およびアフトワズのクルマとなります。

ルノー・日産アライアンスCEOのカルロス・ゴーンは、「世界の最大市場での需要増が、他の地域での成長の鈍化や販売不振を相殺し、より良い結果となりました。私たちは、常に地域的な不安定さに直面していますが、これからも積極的に進んでいきます。自動車産業は、長きに亘って成長し続けています。ルノー・日産アライアンスは、世界の主要な市場で今後も中心的な役割を担っていく体制を整えています。」

ルノーグループのグローバル販売台数は、前年比3.1%増の2,628,208台となりました。欧州での販売は、全体需要が1.7%減であったにもかかわらず、ルノーは2.4%増の1,301,864台となりました。ルノーの欧州での市場シェアは、前年比0.4ポイント増の9.5%となり、2013年に欧州で最も急速に伸びた自動車グループとなりました。

ルノーの欧州以外での販売は前年比3.8%増の1,326,344台となり、昨年に引き続き、グローバル販売台数の過半数を占めています。

日産の販売台数は、4年連続で、暦年で過去最高となる前年比3.3%増の5,102,979台となりました。日産の最大市場である中国と米国における販売は、引き続き100万台を超えています。

ラダブランドを所有するアフトワズの販売台数は、ロシアの景気停滞の影響を受け、前年比12.1%減の533,634台となりました。ルノー・日産アライアンスは、国営企業ロステック社(前ロシアン・テクノロジー社)と合弁会社を設立し、ロシア最大の自動車メーカーであるアフトワズの株式の過半数を保有しています。ロシアで販売されるクルマの約3台に1台は、ルノー・日産アライアンスとアフトワズのクルマとなります。

ルノーおよび日産の販売概況

2013年のルノー・日産アライアンスの販売上位10ヵ国は、中国、米国、ロシア、日本、フランス、メキシコ、ブラジル、ドイツ、英国、トルコでした。

日産は、世界最大の自動車市場である中国で、2013年、前年比17.2%増の1,266,167台を販売しました。日産は、中国で5.9%のシェアを持つNo.1の日系ブランドです。日産の販売台数には、パートナーの東風汽車との現地ブランド「ヴェヌーシア」の台数も含まれています。

2013年12月、ルノーは、東風との合弁会社が、2016年から車両生産を開始できる認可を中国当局より受けたことを発表しました。この合弁会社は、年間生産能力15万台を有する生産工場を武漢に建設する予定です。同工場は、将来的には30万台の生産能力を持つことが可能です。

日産の米国における、ニッサンブランドおよびインフィニティブランドの販売台数は、前年比9.4%増の1,248,421台となりました。ニッサンブランドは、セダン「アルティマ」、クロスオーバー「ローグ」、コンパクトカー「ヴァーサ」、電気自動車「日産リーフ」の好調により、前年比10.8%増の1,131,966台と過去最高の販売を記録しました。ニッサンブランド、インフィニティブランドを合わせた2013年の米国での市場シェアは、前年比0.1ポイント増の8.0%となりました。

ロシアでは、景気の停滞にも関わらず、ルノーは前年比10.7%増と過去最高の210,099台を販売しました。ロシアは、ルノーにとって、フランス、ブラジルに続く第3の規模の市場となっています。

ルノーは2013年、SUV「ダスター」の好調な販売により、ロシアでNo.1の海外ブランドとなり、またラダブランドに続くロシアNO2の人気ブランドになりました。ルノーのロシアでの市場シェアは、前年比1.1ポイント増で過去最高の7.6%となりました。日産の販売台数は154,996台で、市場シェアは前年比0.1ポイント増の5.6%に上昇しました。

日産の軽自動車を含めた日本での販売台数は、前年比2.9%増の678,824台となりました。軽自動車の販売は21.3%増の185,929台となり、2年連続で過去最高を記録しました。日産の国内市場シェアは前年比0.3ポイント増の12.6%となりました。

ルノーグループは、母国市場であるフランスで0.7%減の547,693台を販売しました。同国の2013年の乗用車販売台数上位10車種には、販売台数No.1のコンパクトカー「クリオ」、最も人気のあるクロスオーバー「キャプチャー」など、ルノー車が6車種を占めています。ルノーの市場シェアは25.4%でした。

メキシコは、2013年のアライアンスにとって好材料となりました。日産は、引き続き同国の首位ブランドであり、販売台数は、暦年で過去最高となる7.6%増の264,463台となりました。日産の市場シェアは前年と変わらず24.9%でした。

アライアンスにとって今後重要な戦略市場であり、また、初めてのアライアンス専用工場があるインドでは、乗用車の全体需要が7.5%縮小したにも関わらず、ルノーの販売台数は、前年比83.1%増の64,368台となりました。ルノーの販売台数は「ダスター」の成功により押し上げられ、これによってルノーはインド市場でNo.1の欧州メーカーとなりました。ルノーのインドでの市場シェアは、前年からほぼ倍増し2.6%となりました。

アフトワズの販売概況

ラダブランドを生産するアフトワズは、2013年、ロシアで456,309台を販売しました。ルノーおよび日産とアフトワズを合わせたロシアでの販売台数は、経済全体の減速を受け、前年比7.8%減の821,404台となりました。アフトワズを含んだアライアンスの市場シェアは29.6%でした。

2012年12月、ルノー・日産アライアンスは、国営企業ロステック社と合弁会社を設立し、アフトワズの支配株主となりました。ルノーおよび日産は、アフトワズの改革のために、この合弁会社に230億ルーブル(7億4,200ドル)を投資していきます。ルノー・日産アライアンスは2014年半ばまでに、合弁会社の67.13%の株式を取得する予定です。

アライアンスとアフトワズは2016年までに、ロシアでの年間生産能力を少なくとも170万台とする予定です。トリアッティにある合弁工場では、現在、ルノー・日産アライアンスにとって最大規模となるプラットフォーム共有プログラムを推進しています。世界最大級の自動車工場であるトリアッティ工場では、すでにラダ「ラルグス」と日産の「アルメーラ」を生産しています。今後はラダ、ルノー、ニッサン、ダットサンという4ブランド5車種へと生産を拡大していきます。本プロジェクトへの投資額は合計およそ4億ユーロとなります。

ゼロ・エミッション車について

ルノー・日産アライアンスは、再生可能なエネルギーで充電できる100%電気自動車(EV)の幅広いラインナップを展開している唯一の自動車メーカーです。

2013年のアライアンスの電気自動車のグローバル販売台数は、前年比52%増の66,809台となりました。「日産リーフ」の販売は77%増の47,716台となり、ルノーの電気自動車4車種、「カングーZ.E.」、「フルーエンスZ.E.」、「ゾエ」、「トゥイジー」の販売は、13%増の19,093台となりました。

フランスでは、小型バン「カングーZ.E.」の販売台数が前年比46%増の4,174台となり、小型商用車「カングー」全体の販売台数の12%を占めました。

2013年のグローバルなゼロ・エミッション車市場におけるアライアンスでのシェアは、ルノーの2人乗りアーバンコミューター「トゥイジー」を含め、63%となりました。「日産リーフ」は、世界で最も販売台数の多いEVで、2013年の市場シェアは45%でした。欧州では、ルノーが38.6%のシェアを誇り、EV市場をリードしています。

アライアンスは、「日産リーフ」を発売した2010年12月から2013年末までに、世界で累計134,383台のゼロ・エミッション車を販売しました。これは他の全自動車メーカーのEV販売台数を合計した数よりも多い台数です。

「日産リーフ」の同期間の累計販売台数は96,847台でした。2014年1月20日、日産は、英国のお客様に10万台目の「日産リーフ」を販売しました。

ルノーは、EV第一号である「カングーZ.E.」の2011年10月の発売以来2013年末までに、累計37,536台のゼロ・エミッション車を販売しています。

以 上

 

ルノー・日産アライアンスの主要10市場

 

販売台数

市場シェア

中国

1,300,324

6.1%

米国

1,248,421

8.0%

ロシア*

821,404

29.6%

日本

682,592

12.7%

フランス

612,885

28.4%

ブラジル

314,158

8.8%

メキシコ

285,650

26.9%

ドイツ

218,693

6.9%

英国

205,334

8.1%

トルコ

164,001

19.3%

 

*アフトワズを含む

 

 ルノーの主要10市場

 

販売台数

市場シェア

フランス

547,693

25.4%

ブラジル

236,360

6.6%

ロシア

210,099

7.6%

ドイツ

162,509

5.1%

トルコ

144,706

17.0%

アルゼンチン

141,217

15.4%

アルジェリア

111,378

26.2%

イタリア

101,387

7.2%

スペイン

98,024

12.1%

ベルギー + ルクセンブルグ

77,353

13.0%

 

日産の主要10市場

 

販売台数

市場シェア

中国*

1,266,167

5.9%

米国

1,248,421

8.0%

日本

678,824

12.6%

メキシコ

264,463

24.9%

ロシア

154,996

5.6%

英国

128,171

5.1%

タイ

98,187

7.4%

カナダ

91,551

5.3%

ブラジル

77,798

2.2%

オーストラリア

76,869

6.8%

 *ヴェヌーシアブランドを含む

 

ルノー・日産アライアンスについて

ルノー・日産アライアンスは、パリに本社を置くルノーと横浜に本社を置く日産の戦略的パートナーシップであり、アライアンスのクルマは世界で販売されるクルマの10台に1台を占めています。1999年にパートナーとなった両社は2013年、世界200か国近くで830万台を販売しました。アライアンスは、ロシアのアフトワズ社以外にも、ドイツのダイムラー、日本の三菱自動車、中国の東風汽車、インドのアショック レイランドなどの自動車メーカーと戦略的な協力関係を結んでいます。

 

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